Pentiumは、なぜ高い?
プログラミングの無料体験なら!!
↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓
PentiumとCeleronは、何故価格がこんなにも違うのでしょうか?
クロック周波数も、たいして変わらないのにCeleronに比べ、Pentium搭載パソコンだと3万円くらいは価格が違ってきます。
なぜでしょう?
それをご説明する前に、CPU(PentiumやCeleronのことです)とメモリ・ハードディスクの関係をお話しておきます。

上図をご覧ください。
CPUの中には、キャッシュと呼ばれるメモリが内蔵されています。
実際は、1次キャッシュと2次キャッシュが内臓されているのですが、ここでは混乱を避けるためにキャッシュメモリとして、1つと考えてお話しておきます。
ちなみにキャッシュとは・・・「貯蔵する」とか「隠し場所」などの意味があります。
その外には、メモリとハードディスクが繋がっています。
CPUは計算するだけ(中央演算装置で計算します)で、計算前のデータや計算結果は、メモリへ読み書きします。
上図の中央演算装置⇒キャッシュ⇒メモリ⇒ハードディスクに繋がっている赤色の線の太さは、中央演算装置からのアクセスの早さを表しています。
線が太いほうが、早くアクセスできると言うことです。
中央演算装置は、計算を早く済ませるため、キャッシュとしかデータの受け渡しを行いません。
キャッシュは中央演算装置が読み終わったデータや、書き込まれたデータをメモリに受け渡します。
また、新たに処理すべきデータをメモリから受け取ります。
キャッシュとメモリの間のやり取りは、中央演算装置が計算中に随時行います。
しかし、キャッシュがメモリから計算するべきデータを受け取るよりも、中央演算装置の処理が早く、またキャッシュとのデータのやり取りも早いため、中央演算装置は計算するべきデータがなくなり、データ待ちの状態が発生します。
さらに、メモリとハードディスクのやり取りにも同じようなことが発生します。
よって、中央演算装置は、キャッシュやメモリが小さいと、待ち時間が多く発生します。
そこで、出来るだけキャッシュやメモリの容量を大きくして、中央演算装置の待ち時間を少なくなるようにすれば、早い動作が可能になるわけです。
メモリの容量は、ユーザーがサイズを選んだり増設したりできますので、ここのスピードアップは後からでも改善できます。
しかし、キャッシュはCPUの中に格納されていますので、あとから変更はできません。
とても、説明が長くなってしまいましたが、PentiumはCeleronの2倍のキャッシュ容量を持っています。
したがって、価格もその分Pentiumは高価になってしまうわけです。
そのほかにも、Pentium特有の命令を実行することが出来など特徴がありますが、主にキャッシュサイズによって価格に差がついている訳です。
CPUの中に、メモリ(キャッシュ)をたくさん作るのには、高い技術とコストがかかるのです。
したがって、PentiumはCeleronよりも高くなってしまう訳です!
■中級者コースツアーはこちらをクリックしてください
■中級者クイックコースはこちらをクリックしてください
■ツアーってなに?と言う方は、こちらをクリックしてください
■不要なパソコンをお金に替えよう
買い替えなどで不要になったパソコンを処分したいけど
どこに捨てれば・・お金もかかるし・・・個人情報も心配・・・
そんなときにお任せください。
ソフマップが買取ります。
近くにソフマップの店舗がなくても、ご自宅まで引き取りに。
データ消去も万全で安心。
⇒ソフマップなら高額買取!
2005年09月08日 12:57