ハードディスクはデリケート
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パソコンの中で、最も故障が多く壊れる危険性が高い部品は【ハードディスク】です。
ハードディスクは、大変デリケートです。
では、ハードディスクの正体を見てみましょう!
◆ハードディスクとは?
ハードディスクは、円盤状の磁器ディスクと非接触のヘッド(データを読み書きするもの)が主な構成要員です。
磁気ディスクとヘッドはひとつだけではなく、容量によって、数が増減します。
磁気ディスクは高速回転しています。
回転数の表示で、7200rpmとは、磁気ディスクが1分間に7200回転するということです。
磁器ディスクとヘッドの隙間は、0.01ミクロンととても狭くなっています。
ちなみに、タバコの煙が、1~3ミクロンですから、いかに狭い隙間かがお分かりになるでしょう。
その狭い距離にもかかわらず、高速で回転させていますので、デリケートになってしまうのも致し方ないですね。
◆データ記録の方法
データは、磁力の向きの組み合わせによって”0”か”1”かが決まります。
ヘッドにより、ディスクを磁化しています。
小学校の時に、理科で習ったと思いますが、磁力はS極からN極に向かって力(磁力)が働いています。
【S ⇒ N】こんな、感じです。
この磁界を、”データの個数+1個”つくって、データを表現しています。
隣り合った極性が異なる場合は”0”、同じ場合は”1”ということになります。
下図にまとめましたので、参考にしてください。
【S ⇒ N】【S ⇒ N】【N ⇒ S】【S ⇒ N】
”0” ”1” ”1”
よく、「ハードディスクを初期化する」といいますよね?
それは、磁化の向きをすべて同じ方向にするということです。
要は、すべてのデータを”0”にするということです。
◆ハードディスクはデリケート
1)ハードディスクは振動に弱い。
先ほど、お話させてもらったように、磁気ディスクは高速回転をし、ヘッドとの隙間は0.01ミクロンです。
ハードディスクが動作中に、大きな振動が加わればヘッドとディスクが接触してしまいます。
接触すると、ヘッドは破損し磁気ディスクには傷がついてしまいます。
そうなると、”振動で破損”ということになります。
2)ハードディスクは熱に弱い。
ハードディスクは高速回転しているために、周りの空気と摩擦を起こします。
その摩擦熱で、ハードディスク内の温度があがります。
すべての電子回路が熱に弱いように、ハードディスクも熱に弱いです。
熱がこもり、ディスクやヘッドが少しでも膨張すると、壊れる可能性があります。
(ディスクとヘッドの隙間が狭いですからね・・・)
ですから、パソコン内に熱がこもらないような、温度対策も必要です。
(パソコンの通気口を塞いでしまった、と言うようなことの無いようにしましょう。)
◆コストパフォーマンスに優れる
いろいろ虚弱性のあるハードディスクですが、コストパフォーマンスに優れています。
記録容量あたりの単価が低く(少ない金額で、たくさんの容量を記録できるということです。)、パソコンにはなくてはならない部品です。
ハードディスクは、必ず寿命がきます。
それがどのくらいかは、使用環境などでさまざまですが、必ず壊れます。
大事なデータは必ず別の媒体(CDRなど)にバックアップをしておき、振動や熱に十分注意して使用しましょう!
また、パソコンの環境設定など、windowsに起動させているのもハードディスクです。
ハードディスクはデリケートですが、コストパフォーマンスに優れた、パソコンには無くてはならない部品です。
特性を良く理解して、有効に利用しましょう!
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2005年07月28日 00:32