”1”と”0”ってなんだ?
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パソコンはデジタルだ~
・・・でも、デジタルってなんだ!?
「デジタルって、”1”と”0”の2進法なんだよ!」
ん?? でも、”1”と”0”って何???
それは・・・
◆2進法とは
私たちの、普段の暮らしでの数の数え方は10進法です。
読んで字の如く、10になったら進み(1桁繰り上がる)ます。
すると、2進法は2になったら、進む(1桁繰り上がる)ってことですね。
10進法 | 2進法 | 16進法 |
1 | 1 | 1 |
2 | 10 | 2 |
3 | 11 | 3 |
4 | 100 | 4 |
5 | 101 | 5 |
6 | 110 | 6 |
7 | 111 | 7 |
8 | 1000 | 8 |
9 | 1001 | 9 |
10 | 1010 | A |
11 | 1011 | B |
12 | 1100 | C |
13 | 1101 | D |
14 | 1110 | E |
15 | 1111 | F |
ただ、ご覧のように2進法だと、とても桁が多くなって、わかりづらくなってしまいますね。
そこで、プログラム開発時には、人間にわかりやすいように16進法を使います。
何故、16進法なのか??
もう一度、表をご覧下さい。
ちょうど、2進法での4桁が、16進法の1桁になっていますよね?
そこで、16進法を使っている訳なんです。
◆”1”と”0”
では、いよいよ”1”と”0”のお話です。
実は、パソコンの中を”1”と”0”の数字が、駆け巡ってる訳じゃないんです。
では、どうなってるんでしょう?
それをお話するには、パソコンの電源について知っておく必要があります。
パソコンの電源は、家庭のコンセントから100V(交流)入力します。
その100Vを、主に5V(直流)に変換して、使っています。
この5Vを、パソコンのCPUやメモリーに供給して、動作しています。
勘の良い方は、もうお分かりですね。
そうです、この電源で動作する部品(メモリーなど)の、入力と出力は、電源電圧(5V)と接地電圧(0V)と2通りになるように設計されています。
なお、ここで言っている接地電圧(0V)とは、すべての電圧の基準であり、ここを基準に5V電圧が高いと+5V、低いと-5Vいいます。
”1”とは、この+5Vのことであり、”0”とは0Vのことです。
でも実際は、+5Vや0Vちょうどにはなりません。
周りの環境やノイズなどで、4.8Vや0.1Vなどの値になります。
もちろんこれらも考慮されており、基準の電圧が設定されています。
(○○V以上は、”1(5V)”に判定するとか、○○V以下は”0(0V)”に判定するとかです)
この基準の値をスレッショルド電圧と言います。
これが、”1”と”0”の正体(?)です。
まあ、ここまで知らなくてもOKですが、話のタネにどうぞ!!
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2005年07月17日 20:49